「挙式スタイルを決める」と言っても、何を基準にどうやって決めたらいいの?
この記事では、そんなプレ花嫁さんの悩みにこたえていきたいと思います♡
挙式スタイルは“誓いをたてる対象”により、大きく3種類に分けられます。
それぞれの挙式スタイルの特徴をつかんで、おふたりらしい結婚式を挙げましょう!
神前式について
日本古来の「神様」に誓いを立てる
伝統的で厳かなスタイルで、根強い人気を集める神前式。
最近は和装で行う結婚式が「和婚」と呼ばれブームになっており、この挙式スタイルを選ぶ人が再び増えてきています。
「昔ながら」の形式が、逆に新鮮なのかもしれません。
年配の親族にとっては、感動もひとしおに感じられることでしょう♡
神前式の流れは?
神前式の一般的な流れはこのような感じです。
[timeline title=”人前式の流れ”] [ti label=”STEP01″ title=”修祓の儀(しゅうばつのぎ)”] 二人の結婚を神様に報告します。 [/ti] [ti label=”STEP02″ title=”三献の儀(さんこんのぎ) “] 大きさの異なる3つの盃で御神酒を三口にわけていただきます。三々九度の盃(さんさんくどのはい)とも言います。 [/ti] [ti label=”STEP03″ title=”誓詞奏上(せいしそうじょう)”] 誓いの言葉の読み上げ。 [/ti] [ti label=”STEP04″ title=”玉串奉奠(たまぐしほうてん)”] 新郎新婦などが神前に玉串を捧げます。 [/ti] [ti label=”STEP05″ title=”指輪の交換”] 新郎新婦が指輪の交換を行います。省略することもあります。 [/ti] [ti label=”STEP06″ title=”親族杯の儀(しんぞくさかずきのぎ)”] 両家の親族全員が順番に三口で御神酒(おみき)をいただく。 [/ti] [/timeline]神前式を選ぶ割合は?
神前式を選ぶカップルの割合は、約15%です。
神前式のメリット
神前式のメリットは、由緒ある神社で挙式が出来るというところ。
また、厳かな式をすることができるので、日本人らしさを求める方にぴったりです。
伝統を重んじる、ご年配の親族などからの人気が一番高い挙式スタイルと言えるでしょう。
神前式のデメリット
神前式のデメリットは、参列できる人数が限られていること。結婚式から友人をたくさん呼びたいという方には合わないかもしれません。
また、段差が多い会場がほとんどなため、高齢な列席者が多い場合は負担になる可能性が高いということもデメリットです。
ただ、参列者の人数については会場によって大きく異なりますし、バリアフリーになっている会場もあります♡
なので、式場を見学する際にプランナーさんに訪ねてみると良いかもしれません。
キリスト教式(チャペル式)について
「イエス・キリスト」に誓いを立てる
チャペル式とも呼ばれるキリスト教式は、日本で一番人気の高い挙式スタイルです。
教会での純白のウェディングドレスにバージンロード…。
女性なら誰しも、一度は憧れるのではないでしょうか♡
結婚式場の多くには教会式のチャペルが設けられており、信仰に関係なく挙式が可能。
チャペルがない場所では聖壇を設けて行うこともあります。
キリスト教式の流れは?
キリスト教式の一般的な流れは、このような感じです。
[timeline title=”キリスト教式の流れ”] [ti label=”STEP01″ title=”新婦の入場”] 新婦が父親などのエスコートでバージンロードに進み、聖壇前の新郎に引き渡されます。 [/ti] [ti label=”STEP02″ title=”賛美歌斉唱 “] 列席者全員で賛美歌を斉唱。牧師が聖書を朗読し愛の教えを伝え、神に祈りを捧げます。 [/ti] [ti label=”STEP03″ title=”指輪の交換”] 牧師が新郎新婦の意思を確認した後、結婚指輪を交換します。 [/ti] [ti label=”STEP04″ title=”誓いのキス”] 結婚を誓うキスを行います。 [/ti] [ti label=”STEP05″ title=”結婚宣言”] 牧師が二人が夫婦であることを宣言。新郎新婦、証人または牧師が結婚証明書に署名。 [/ti] [ti label=”STEP06″ title=”新郎と退場”] 列席者全員で賛美歌を斉唱。新郎新婦はバージンロードを歩いて退場。 [/ti] [/timeline]キリスト教式を選ぶ割合は?
キリスト教式を選ぶカップルの割合は、約60%程度です。
和婚と呼ばれて再度脚光を浴びている神前式や、自由度の高い人前式も人気が高まっていますが、やはり現在でもなお、キリスト教式は一番多くのカップルに選ばれています。
キリスト教式のメリット
キリスト教式のメリットは、人気が高い挙式のため列席者が安心して式に臨めるところ。
神前式は拡張高く内容が難しそうなイメージがあったり、人前式は近年出来た挙式スタイルのため進行内容が理解しづらい面もあったりしますが、キリスト教式なら一度は列席したことがある方も多いので、スムーズに進行していくことができるでしょう。
また、幼い頃からキリスト教式に憧れていた方にとっては、自分の理想を叶えるチャンスでもあります。
キリスト教式のデメリット
キリスト教式の最大の特徴でもあり、デメリットとも成り得てしまう可能性があるのは、バージンロードと誓いのキス。
たとえばお父様がご不在の家庭であれば、バージンロードを誰と歩くか悩まれる方もいるでしょう。
また、誓いのキスで、家族や職場の方、友人の前で口づけをするのは恥ずかしい…という方もいらっしゃるかもしれません。
もし不安なことがあれば、ぜひ担当のプランナーさんに相談してみてくださいね♡
人前式について
「式に出席してくれた人々」に誓いを立てる
人前式は、すべての列席者が立会人の、自由な挙式スタイルです。
宗教や場所を選ばず、親族・友人・知人のみんなが立会人になるので、会場に一体感が生まれやすいのが特徴。
オリジナルの誓いの言葉で結婚を誓うなど、ふたりの個性が活かせます。
決まった式次第がないので、手作り感とオリジナリティがあふれる式を実現させたいカップルにおすすめな挙式スタイルです♡
人前式の流れは?
人前式は決まった流れがないのですが、一般的によく採用されている流れを紹介します。
[timeline title=”人前式の流れ”] [ti label=”STEP01″ title=”入場と開会宣言”] まず結婚の立会人である列席者が会場に入場。続いて、新郎新婦が入場。司会者が開式を宣言。 [/ti] [ti label=”STEP02″ title=”誓いの言葉 “] おふたりらしい、オリジナルの誓いの言葉を読み上げます。 [/ti] [ti label=”STEP03″ title=”結婚誓約書に署名”] 指輪の交換後、新郎新婦と列席者の代表が結婚誓約書に署名をします。 [/ti] [ti label=”STEP04″ title=”結婚成立宣言”] 司会者が、ふたりの結婚が成立したことを宣言します。 [/ti] [ti label=”STEP05″ title=”結婚指輪の交換”] 新郎新婦が結婚指輪の交換を行います。 [/ti] [ti label=”STEP06″ title=”閉式宣言、退場”] 司会者が式の終わりを列席者に告げ、新郎新婦が退場します。 [/ti] [/timeline]人前式を選ぶ割合は?
人前式を選んだカップルの割合は、約25%ほどです。
人前式のメリット
人前式の最大のメリットは、自分たちらしい式を作り上げられることです♡
また、やり方によっては費用をかなり抑えることが出来るでしょう。
さらに、宗教色を出したくないという方だったり、参列者との一体感を感じたいという方におすすめです。
人前式のデメリット
人前式のデメリットは、自由度が高いあまりに、参列者が置いてきぼりになってしまう可能性があるということです。
特に年配の参列者には、当日の式の流れについて概要をあらかじめ説明しておいたり、演出もゲストに負担をかけすぎないものにしたりという配慮をすることが必要になります。
まとめ
大きく3つに分かれる挙式スタイル。
それぞれの挙式スタイルに、メリットもあればデメリットもありますので、まずはぞれぞれの違いを理解した上で検討してみるのがおすすめです。
自分たちの意思も大切にしながら、両親をはじめ祝福してくれる人たちの気持ちも大事にして、ベストな挙式スタイルを選んでいきましょう♡
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