結婚披露宴と言えば、ケーキ入刀のシーンが印象的という方も多いでのではないでしょうか。
ウェディングケーキは、結婚披露宴には欠かせないアイテムのひとつです。
生ケーキとフェイクケーキの違いや平均金額から、予算を抑えつつケーキを豪華に見せるコツまで、プレ花嫁さん必見の情報をまとめてみました♡
ウェディングケーキってどんなもの?
結婚披露宴には欠かせない、ウェディングケーキ。
ウェディングケーキの文化が最初に始まったのはイギリスですが、その当時イギリスでは「幸せ」を象徴する食べ物がケーキとされていました。
そのケーキを皆で分け合うことで、“幸せを皆で分け合う”という意味を込めて「ウエディングケーキ」ができたといわれています。
最近では、一段や二段のケーキも多くありますが、元々、ウェディングケーキは三段でした。
それには、意味があると言われています。
- 1段目は、披露宴に参列してくれた方々と一緒に食べるため。
- 2段目は、披露宴に参列できなかった方々に配るため。
- 3段目は、結婚記念日などに新郎新婦が2人で食べるため。
それぞれの段には、このような意味があるんです。
ウェディングケーキは当初、保存期間が長いシュガーケーキだったため、記念日まで長くとっておくことも出来たようですね。
披露宴ではケーキ入刀をして、新郎新婦がそのケーキをお互いに食べさせ合うファーストバイトを行い、その後デザートのタイミングなどでゲストにケーキが振る舞う…という流れが多いですよね。
この演出は、“幸せをみんなで分け合う”という由来に基づいていると言われています。
生ケーキとフェイクケーキ、どちらにしよう?
ウェディングケーキには、大きく分けると2つの種類があります。
1種類目は「生ケーキ」、そして2種類目は「フェイクケーキ」です。
それでは、生ケーキとフェイクケーキの違いについて紹介します。
生ケーキのメリットとデメリット
生ケーキとは、本物のケーキのことです。
- 本物ならではの豪華さがある
- 自分たちでナイフを入れたそのケーキを、ゲストに振る舞うことが出来る
- 高さを出した豪華なケーキは作るのが難しい場合がある
- 精密なデザインなどは実現しにくいこともある
- フェイクケーキと比べて金額が高くなりがち
フェイクケーキのメリットとデメリット
フェイクケーキとは、土台や中身を発泡スチロールなどで使った、食べられない偽物のケーキのことです。
- 4段・5段という背の高い豪華なケーキや、生ケーキでは難しいような色、細かい模様のデコレーションなどを実現しやすい
- 生ケーキに比べて、費用が抑えられる
- あくまで作り物なため、本物ならではの魅力には叶わないと思う人も居る可能性も
- ゲストの中には「ハリボテ?ケーキをケチったのかな?」と思う人もいるかも
このように、生ケーキにもフェイクケーキにもそれぞれの良さもあればイマイチなところもあります。
メリットとデメリットを比較して、どちらが良いのか検討していきましょう。
ケーキの平均価格は?
ゼクシィトレンド調査2019によると、平均価格は次のとおりです。
- ウエディングケーキ(生)……平均7万2005円
- ウエディングケーキ(フェイクケーキ)……平均4万7993円
生ケーキにするのかフェイクケーキにするのかで、金額は大きく異なります。
サイズや段数、デコレーションの材料によっても値段は変わりますが、生ケーキの場合はゲストの人数×1,000円くらいが相場です。
予算を抑えつつ、ケーキを豪華に見せるコツ
費用を抑えながらケーキを豪華にしたい場合の、工夫の仕方をご紹介します。
フルーツで豪華に見せる
まず、フルーツをデコレーションする場合、旬の季節以外のフルーツは値段が高くなります。
金額を安く抑えたい方は、季節のフルーツを検討しましょう!
装花で豪華に見せる
フルーツと同様、装花に関しても、旬の季節以外の生花は値段が高くなるので、季節のものを使うと良いですね。
ユーカリや、ワイヤープランツなどのグリーンも、値段をおさえることが出来るアイテムです♡
本物にこだわらない場合は、造花を使用すると、さらに費用を低価格で済ませることが出来るでしょう。
その他のアイテムで豪華に見せる
また、アイシングクッキーやチョコレート、ケーキトッパ―などを装飾する方が費用が安くなりやすいのでオススメです。
飴細工やマジパン、人気のマカロンでのデコレーションは、単価が高い傾向にありますので注意しましょう!
この他にも、リボンやキャンドル、ガーランドなどの小物も、安価で華やかにデコレーション出来るアイテムです♡
ウェディングケーキって絶対必要?
ウェディングケーキは、披露宴の象徴的なアイテムですが、実は無くてもOK。
生クリームが苦手な方やケーキ嫌いな方はもちろん、人と違うことをして楽しみたいという場合は、ケーキは用意しない、もしくは、ウェディングケーキの代わりにケーキ以外のアイテムを用意する、という選択肢も◎。
ウェディングケーキを楽しみにしているゲストが多いのも事実ですが、ケーキが必要かどうかは、新郎新婦の2人が決めることです♡
ケーキ以外にこんなアイディアも!
ウェディングケーキの代わりに、ケーキに見立てたお寿司や大きなステーキ肉に入刀した、というカップルもいます。
2人が大好物の○○に入刀!というのも、2人らしさを表現出来てゲストの印象に残るものになります。
また、和装婚の場合は、ケーキではなく餅を用意して、2人で入刀ではなく餅つきをするという演出も素敵。
こだわりのある新郎新婦は、オリジナルの演出を考えるのも楽しいですね。
最後に
理想のウェディングケーキを叶えるためには、どんなケーキにしたいのか、打ち合わせでしっかりと理想を伝えましょう。
参考になる写真や手書きのイラストなどを用意しておくと、理想のイメージが伝わりやすいです♡
Instagram(インスタグラム)やPinterest(ピンタレスト)を見れば、参考になる写真がきっと見つかると思います。
素敵なウェディングケーキで、幸せな結婚式を迎えることができますように…♡
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