結婚式や披露宴を華やかに彩ってくれる、装花(読み方:そうか)。
どんなお花を使うかや、どんな色合いにするかによって、会場の雰囲気が大きく変わってくる重要アイテムです。
この記事では、会場のイメージや季節ごとのおすすめ装花を紹介します。
会場のイメージ別:おすすめ装花とアイテム
かわいい
淡い色をメインにすると、可愛いイメージになります。
スイートピーやラナンキュラス、トルコキキョウは、やわらかくて優しい雰囲気になるのでオススメ。
バラやシャクヤクを使うと、かわいさもありながら華やかなイメージが叶います。
スズランやかすみ草などの小さな花を組み合わせると、よりかわいらしい空間になるでしょう♡
大人っぽい
大人っぽいイメージにするには、カラーなどのスリムな花を選ぶと◎。
全体をカラフルにせず、使う色を限定した方がクラシカルで、大人っぽくまとまりやすいです♡
胡蝶蘭などの格式高い花もオススメです♡
和
和のイメージには、ダリアやピンポンマムがオススメ。
赤や白を使うと、より和の雰囲気になります。
桜や椿などの日本らしい花や、竹を使うのも素敵です♡
金銀の水引きや折り鶴、千代紙などのペーパーアイテムを組み合わせると、一気に和の空間が仕上がります。
洋風の会場で和風の装花にすると、和洋折衷な会場が作れますよ。
おしゃれ
くすみ系の色のドライフラワーを使ってクラシカルな風にすると、おしゃれなイメージになります♡
ローズやアンスリウムなどの花は雰囲気がでます。
パンパスグラスを使用すると、一気におしゃれ感がアップしますよ♡
くすみカラーのリボンなどのアイテムを組み合わせるのも人気です。
アンティーク
マリーアントワネットのような、アンティークエレガントな雰囲気が好きな方なら、ローズやトルコキキョウの組み合わせがオススメ。
くすんだゴールドの小物を添えると一気にアンティークな空間に♡
ナチュラル
葉っぱなどのグリーンをたっぷり使うと、ナチュラルでボタニカルな印象になります。
白い花とグリーンでまとめた装花は、清楚で上品ですよね♡
ユーカリなどのグリーンに、アネモネやチース、アスチルベなどの白い花は、とてもさわやかでオススメ。
カスミソウも人気が高いです!
枝ものや、果物などのアイテムとの組み合わせも、相性が良いです♡
オリエンタル
オリエンタルなイメージにするには、ストレリチアやプロテア、モンステラやアンスリウムがピッタリ。
胡蝶蘭(コチョウラン)との相性も抜群です。
人とかぶらないような、個性的な空間にしたい人におすすめです。
ゴールドのアイテムと、とても相性が良いです♡
ナイトウェディング
夜の披露宴なら、光を取り入れた会場づくりが映えます!
グリーンや、白のお花をベースにするのがオススメです。
季節別:旬の花や、季節のイメージに合う花の種類は?
季節を感じる披露宴会場にしたいという方は、装花を変えることで季節感あふれる会場を作ることが出来ます!
それでは、季節ごとの旬のお花を紹介します。
春にピッタリなお花は
春のイメージにおすすめなお花はこちらです。
- チューリップ
- 桜
- スズラン
- 梅
- ミモザ
- シャクヤク
チューリップ
色が豊富なチューリップは、使う色によって、可愛くも大人っぽくも出来ます。
桜
日本の春の象徴といえば、桜。
合わせるお花を工夫すれば洋装にも合います。
スズラン
清楚なイメージのあるスズラン。
イギリスのキャサリン妃も結婚式のブーケに使ったそうですよ♡
梅
桜と並んで春を感じさせてくれるお花・梅。
和装との相性も抜群です!
ミモザ
鮮やかな黄色で、会場をパッと明るくしてくれるミモザ。
ナチュラルな雰囲気で、グリーンともよく合います。
シャクヤク(ピオニー)
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉もあり、美人の象徴にもなっているお花です。
華やかなイメージの会場を作りたい方にピッタリです!
夏にピッタリなお花は
夏のイメージにおすすめなお花はこちらです。
- アジサイ
- ひまわり
- アンスリウム
- ラベンダー
アジサイ
1輪だけでもボリューミーなアジサイは、ウェディングで使われることの多いお花です。
ジューンブライドである6月に挙式をする花嫁さんは、特にオススメです!
ひまわり
夏といえば!のひまわり。披露宴会場にパッと輝く様子は、まるで小さな太陽みたい。
明るくて元気な雰囲気の会場にオススメです♡
アンスリウム
スタイリッシュで洗練された雰囲気にしたい方にぴったりのアンスリウム。
葉っぱの形がハート型に見えるということもあり、近年人気が高まっています!
ラベンダー
「ハーブの女王」としても人気のラベンダー。
香りには癒し効果があることも有名ですよね。
上品かつナチュラルなイメージの会場にオススメです♡
秋にピッタリなお花は
秋のイメージにおすすめなお花はこちらです。
- コスモス
- パンパスグラス
- もみじ
- ケイトウ
- 木の実
コスモス
漢字だと「秋桜」と書くコスモスは、秋を代表するお花です。
カラーのバリエーションが豊富なので、式場のテーマカラーに合わせた装花を作ると良いですね。
パンパスグラス
大きなススキのような形のパンパスグラスは、最近ウェディングブーケや装花などで人気のお花です。
オータムウェディングにぴったりで、会場が一気にナチュラルな感じになりますよ♡
もみじ
秋婚や和婚にとっても似合う紅葉。
緑から赤に色づいていく様子がとても綺麗ですよね。
日本らしい結婚式をしたい方にオススメです。
ケイトウ
漢字で「鶏頭」と書くことからもわかるように、にわとりの頭みたいなもこもこした形が特徴的なお花です。
赤やオレンジ、黄色などオータムウェディングにピッタリな色合いで、装花やブーケに温かみをプラスしてくれます!
木の実・かぼちゃ
収穫の秋をイメージさせる木の実やカボチャは、秋の結婚式にオススメ!
木の実やカボチャを取り入れることで、一気に会場に温かみが加わります。
冬にピッタリなお花は
冬のイメージにおすすめなお花はこちらです。
- 椿
- ポインセチア
- クリスマスローズ
椿
日本原産のお花である、椿。
凛とした佇まいで、会場に品格をもたらしてくれるお花です。
和婚との相性もとっても良いですよ♡
ポインセチア
クリスマスシーズンのイメージが強いポインセチア。
同じポインセチアでも、赤と白でだいぶ印象が変わります。
聖なるシーズンに挙式予定の方にぴったりです!
クリスマスローズ
クリスマスローズは、キリスト教と関係の深いお花です。
キリスト教式(チャペル式)で挙式されるカップルに特におすすめです!
花は、旬に限らず1年中作られているものも多いので、好きなお花を使うのが一番♡
けれど、季節らしさを意識してコーディネートするというのも装花の選び方の1つですね。
旬のお花を使うことで、装花の費用を安く抑えることも出来ます!
気になる方はフローリストさんと相談してみましょう。
まとめ
結婚式や披露宴に欠かせない装花。
お花の組み合わせ方や、同じお花でも何色を選ぶかによって、会場の雰囲気は大きく変わります。
どんな会場の雰囲気にしたいか考えながらお花を選ぶのは、とっても楽しいですよ♡
節約したい場合は、季節に合わせたお花を選んだり、グリーンや小物でボリュームアップさせる工夫も◎!
アイディア次第で予算を抑えつつ豪華に見せることも出来るので、フローリストさんと相談してみましょう。
この記事を読んでくださったあなたが、素敵な結婚式を挙げられますように…♡
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