「前撮り」とは、「(結婚式の)前に(記念の写真を)撮る」こと。
別撮りと言うこともあります。
最近は結婚式をするカップルの多くが前撮りをしているんです。
「式場選びのハナユメ」によると、約72%ものカップルが前撮りをしているという結果が!
この記事では、前撮りをするカップルが多い理由や、前撮りにかかる費用の相場などをお伝えします。
前撮りをするメリットは?
多くのプレ花嫁さんから前撮りが支持される理由は、大きく分けて3つあります。
①落ち着いて撮影に専念できる
式当日は慌ただしくて、とにかくゆっくりする時間がありません。
バタバタした中で表情やポーズを作って写真を撮るとなると、後で見返し他時に納得のいかないものになってしまっていた…という可能性もあります。
でも、前撮りならその心配はありません♡
時間をたっぷり取ってこだわりの撮影が出来るので、ドレス姿だけでなく、思い出の品や手作りのアイテムを持ち込んで撮影することもできます♡
持ち込み料が掛かるところと掛からないところがあるので、持ち込みたいものがあるカップルは事前に調べておきましょう。
②スタジオ撮影以外のロケーション撮影も出来る
結婚式当日の撮影では、挙式会場で撮影をすることがほとんどですが、前撮りの場合は、スタジオ撮影の他にロケーション撮影をすることも出来ます。
写真スタジオや結婚式場などの屋内で撮影するスタジオ撮影は、天候を気にすることなくスケジュールどおりに撮影できるという点がメリット。
また、スタジオ撮影時は自分たちとカメラマンの他にはスタッフが居るだけなので、撮影に集中しやすいです!
スタジオ撮影はロケーション撮影に比べると移動時間も短くリーズナブルなので、費用も抑えられます。
逆にロケーション撮影は、ビーチや公園、庭園や神社など、さまざまな場所で季節感を活かした写真が撮れるところが大きな魅力。
リゾートウエディングに憧れているカップルは、リゾート地のビーチで撮影するのもアリです♡
たとえば新婚旅行先でロケーション撮影をすれば、思い出にも残りますね♡
ただし移動時間と費用がスタジオ撮影よりも掛かることと、天候不良で撮影が延期になる可能性があることは、あらかじめ想定しておかなければなりません。
③撮影した画像データを様々なシーンで活用できる
結婚式前に前撮りをしておけば、撮影したデータを様々なシーンで活用することが出来ます。
たとえば結婚式のウェルカムボードにしたり、オープニングムービーに入れ込んだりすることも可能です!
さらに、両親へ感謝の品を贈呈する場面で、前撮りデータをアルバムにしてプレゼントするなんていうことも出来ますね♡
結婚報告ハガキや年賀状に使うことだけを考えれば挙式当日の撮影でも良い場合もありますが、結婚式や披露宴、二次会でデータを使いたいという場合は前撮りが必要になります。
前撮りにかかる平均費用はどのくらい?
「ゼクシィ結婚トレンド調査」調べによると、前撮りの相場は約14~15万円ほど。
ただし、この予算内で着付けやヘアメイクをプロの手で完璧にしてもらって希望どおりの前撮りができたというカップルは全体の35%のため、もう少しお金をかけることで満足のいく撮影ができるようにしてもいいのかもしれません。
前撮りをする時期はいつがいい?
前撮りの時期としては、結婚式の約3か月前がベストです。
理由は、写真のデータやアルバムを受け取るまでに多少時間がかかるからです。
納期は依頼したお店によって異なるので、事前に確認するようにしましょう!
結婚式のアイテムなどに前撮り写真を活用したいと考えているカップルも多いため、余裕を持って3か月前には撮影を済ませておくことがおすすめなのです。
「指示書」って必要なの?
当日悔いのないように撮影するためには、事前準備がとても重要!
SNSでよく見かけるのが、撮りたいポーズや構図、アイテムをプレ花嫁さんがまとめた「指示書」。
指示書を使ってカメラマンと入念に打ち合わせすれば、理想の写真を撮るまでの近道になるので、「こういう写真が撮りたい!」という場合は前もって準備をしておきましょう♡
ただ、あまりに理想を追いかけすぎると、当日の撮影場所では難しいポーズを指定してしまったり、普通に撮れると思っていた写真が加工ありきのものだったり…というケースも。
ウェディングフォトを撮り慣れているカメラマンはポージングのプロでもありますし、式場提携の方なら、その式場の良さを熟知しているため、おすすめの構図があることも考えられます。
なので、指示書を作る場合でも、こちら側の希望を伝えつつ、カメラマンさんのおすすめも聞いてみるべき!
もちろん、指示書無しで前撮りに臨んでも全然大丈夫です。
私は指示書は作りませんでしたが、撮影で使いたいアイテムを数点持ち込みました♡
前撮りのトレンドは?
ロケーション撮影と和装が人気!
今トレンドなのはロケーション撮影!特に和装の人気が高まっています。
和装は、年賀状に使用するのにもぴったりですし、結婚報告ハガキに使いたいというカップルにもおすすめ。
結婚式当日はドレスを着るけど、前撮りで打掛姿を残したいという方も多いんです♡
和装での前撮りで準備するものは、肌着である「肌襦袢」や「裾よけ」、「白足袋」など。
和装でも洋装でも、肌に触れるブライダルインナーに関してはこちらで準備する必要があるので、前撮りに間に合うように早めに準備しておきましょう!
人気の小物は?
撮影で人気の小物は、「扇子」「傘」「赤い糸」!
赤い糸は「運命の人と結ばれている」と言われていますよね♡
私も、赤い糸を前撮りで使用しました。
Instagram(インスタグラム)で人気に火がついた前撮り小物で、作り方はカラー紐に針金を通して好きな形に曲げるだけ。
「LOVE」の「O」を「♡」にするバージョンが人気です♡
赤い糸以外でも、前撮りの必需品ともいえるガーランドは好みのものを自作するのも良いかもしれません。
好きなフォントを厚紙に印刷し、切り取ってリボンや紐を通せば完成。
海外のテンプレートサイトなども活用し、可愛いフォントでお気に入りの作品を作るのも良いですね。
その他、ウェルカムドールとしても使えるぬいぐるみや婚約指輪・結婚指輪なども、一緒に写真に残したいですね。
小物は手作りするのも良いですが、忙しいプレ花嫁さんは外注するのもおすすめ♡
私はプレ花嫁時代にcoconala(ココナラ)やminne(ミンネ)などのフリマサイトで小物から映像系まで、得意な方に依頼して作ってもらっていました。
ウェルカムボードや結婚証明書、赤い糸やハートのガーランドなどの小物から、オープニングムービー・エンドロールムービーなどの映像系まで全部作ってもらいました♡
写真にぴったりな小物を選んで、納得のいく前撮りにしたいですね♡
まとめ
結婚式の前に「前撮り」をしておくと、落ち着いて撮影に専念できたり当日バタバタしなくて済んだり、ロケーション撮影も出来たりなど、メリットがたくさん!
なんとプレ花嫁さんの70%以上が前撮りをしたというデータもあります。
前撮りをするときは、指示書を作ってカメラマンさんと打ち合わせをしたり、一緒に撮影したい小物を持ち込んだりすると満足感のある仕上がりの写真が撮れますよ♡
結婚式や披露宴の当日撮影も良いですが、納得のいく写真をゆっくり撮影したい方やこだわりのある方は、前撮りも検討してみるのがおすすめです!
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