結婚式の雰囲気や記憶に大きく関わるムービー。
素敵なムービーは、ゲストの皆さんが楽しんだり、感動したり、余韻に浸ったり…会場が一体となって結婚式の幸せな空気を感じるために欠かせないアイテムですよね。
ムービーはどうやって作るの?業者さんにお願いした方がいい?
この記事では、ムービーの色々についてまとめています。
ムービーはどんなものがあるの?
披露宴で使用する代表的なムービーは3種類です。
オープニングムービー
オープニングムービーとは、披露宴開宴のタイミングや新郎新婦の入場前で流す「ご挨拶」のムービーです。
前撮りの写真を使用するのもおすすめ。
「披露宴が始まる!」と、新郎新婦の入場への期待感を高めてくれます♡
プロフィールムービー
プロフィールムービーは、新郎新婦それぞれの生い立ちや、2人の馴れ初め、お付き合いの過程など、生まれてから今日に至るまでの流れを紹介するムービーです。
お色直しで新郎新婦が中座したタイミングで流すことが多いですね。
内容は、写真やテロップなどを使用して、【新郎の生い立ち→新婦の生い立ち→2人が出会ってから今日の日まで】の流れを紹介するのが一般的ですね。
昔の写真を見て、ゲストが「なつかしい~!」と盛り上がったり、今まで知らなかった2人の今日までの軌跡も知ることが出来たりします♡
エンドロールムービー
披露宴の最後、新郎新婦がゲストのお見送りの準備をしている間に会場内で流すムービーです。
エンドロールムービーでは、結婚式や披露宴のダイジェスト映像を流す新郎新婦が多いです。
いわゆる「撮って出し」というものですね。
今日一日のダイジェスト映像を流すことで、ゲストの皆さんが余韻に浸ることが出来たり、式の支度中の2人の様子など、裏側を見ることが出来ます♡
映画のエンドロールのように、ゲストの名前などを流すことも出来ます。
「ありがとう」というゲストへの感謝の気持ちを、締めの言葉と共に改めて映像で伝えましょう。
結婚披露宴でムービーは必須?
ムービーは、必ずしも“なくてはいけない”というわけではありません。
しかし、ゼクシィトレンド調査2020(首都圏版)による、ムービーを用意したカップルの割合は
- オープニングムービー…61.2%
- エンディングムービー…71.2%
です。
また、プロフィールムービーなど、お色直しで新郎新婦が中座したタイミングでムービーを流す割合は67.1%でした。
多くの結婚式でムービーが流されており、人気の演出であることが分かります♡
また、披露宴で流したこれらのムービーを、二次会でもう一度流すカップルも多いようです。
二次会から出席した人に「結婚式や披露宴の様子を見ることが出来て嬉しい!」と喜ばれますし、披露宴で一度見ている人も改めて盛り上がるようですよ。
ムービーの作り方は?
ムービーの作り方は、大きく4つの選択肢があります。
- 自作
- 友達に頼む
- 式場提携の業者に依頼
- 外部業者に発注
自分で作ったり、友達や外部業者に依頼してムービーを用意した場合は、ムービーを式場に持ち込むということになります。
式場によっては持ち込みが出来ない場合もあるので、事前に式場に確認しておきましょう!
可能な場合も、持ち込み料がかかることがあるので、料金も確認してみましょう。
ムービーの作成方法それぞれのメリットとデメリットは?
ムービーの作成方法は、自作・友人に頼む・式場提携業者に依頼・外部業者に発注という4種類に大きく分けられます。
それぞれの良い点と悪い点を確認していきましょう。
自分達で作る
ムービーを自作したときのメリットやデメリットを紹介します。
自作のメリット
自分たちでムービーを作成するメリットは、何と言ってもコストを抑えられること。
動画編集用の無料ソフトやアプリを利用すれば、ムービーにかかる費用は無料です。
また、自分で構成などをとことんこだわって作れたり、ギリギリになって変更や削除などをしたいときでも何度も修正が出来ることもメリットです。
自作のデメリット
デメリットは、時間と手間がかかること。
ただでさえ、結婚式の準備は考えるべきことも多く、色々な準備に時間も手間もかかります。
ムービーの作成自体はもちろん、DVDに焼くときに保存形式を確認したり、画面サイズの比率が会場のスクリーンに合うものかどうかなど、間違いないように設定をする必要があり、思った以上に大変…ということも考えられます。
動画作りが初心者の人には特に、ムービー作成が負担になる人も多いようです。
中には作成がうまく出来なくて、“結婚式当日に間に合わないのではないかと不安になった”というプレ花嫁さんや、“自分たちで作ろうと思っていたけど、結局直前になって業者に頼んだ”という方もいるようです。
友人・知人に頼む
友人や知人、家族などにお願いしたときのメリットやデメリットを紹介します。
友人・知人に依頼するメリット
ムービーを作成するのが得意な友人がいる場合は、友人に頼むのも方法の一つです。
気軽に希望を伝えることが出来たり、好みを分かってくれていたりすることがメリットです。
友人だからといって、お願いするだけではなく、謝礼はきちんとお渡ししましょう。
友人・知人に依頼するデメリット
デメリットとしては、友人だからこそ希望を伝えやすい反面、作ってくれたものが気に入らなかった場合にダメ出ししにくい…という人もいるようです。
要望を伝えにくいと思われる方は、他の方法を選んだ方が良いかもしれません。
また、少なからず友人や知人の負担になってしまうことは事実なので、謝礼はもちろん感謝の気持ちを忘れないようにしましょう♡
式場提携の映像会社に依頼
結婚式場と提携している業者にお願いをした場合のメリットとデメリットを紹介します。
式場提携業者に依頼するメリット
メリットは何と言っても挙式・披露宴中の映像を、いわゆる「撮って出し」できるところです。
ゲストのたくさんの表情などを含めて当日の様子を撮影し、エンドロールのムービーでそのままダイジェストとして流せます。
また、自作の手間・外注先を探す手間・完成したものを会場に持ち込む前に不備がないかチェックする等のめんどくさい手間などを省くことが出来ることもメリットです。
式場提携業者に依頼するデメリット
デメリットは、料金の高さです。
気になるお値段の相場は、ムービー1本につき10万円〜20万円です。
私たちの結婚式の時も、式場提携業者にお願いするとオープニング&エンディングで20~30万円と言われてしまい、結局外部の業者さんに頼みました!
私たちの結婚式の時も、式場提携業者にお願いするとオープニング&エンディングで20~30万円と言われてしまい、結局外部の業者さんに頼みました!
式場提携の映像会社にお願いする場合、式場の仲介料なども上乗せされて、高額になりがちだと考えられます。
外部業者に発注
外部業者に依頼するときのメリットとデメリットを紹介します。
外部業者に依頼するメリット
本格的な映像を用意したいけど費用はおさえたい、でも、自作には自信がない…という方には、外注依頼することをおすすめします。
ムービー作成の業者はとてもたくさんあり、特色もそれぞれなので、きっとあなたのイメージに合うところが見つかることでしょう。
おしゃれなものや和のイメージのものなど、バリエーションは様々です。
式場提携の業者に比べて、外部業者だとかなり料金が安く済みます♡
エンドロールムービーでは「撮って出し」をしたいから、ムービーは式場提携の業者に依頼しようかな、でも、費用が高いからなぁ…と悩んでいる方は外部業者を上手に利用しましょう!
エンドロールムービーのみ式場提携の業者に依頼し、オープニングムービ―とプロフィールムービーを外部業者に作ってもらうというやり方がおすすめです♡
この方法によって、費用をグッとおさえられたという花嫁さんもたくさんいます♡
外部業者に委託するデメリット
私は実際に外部業者に委託したのですが、正直、まったくデメリットは感じませんでした。
ただ、大前提として、お願いする業者さんはしっかりしたところを選ぶことが必要です♡
それぞれの作成方法について、特徴を比較してみた
ムービー作成の方法は大きく分けると自作・友人に頼む・式場提携業者に依頼・外部業者に発注という4種類になります。
それぞれの作成方法の特徴を比較してみたので、参考にしてみてくださいね♡
自作 | 友人に頼む | 式場提携業者に依頼 | 外部業者に発注 | |
費用 | ◎ 無料~1万5千円程度 とても安い | ○ 謝礼は3~5万円程度 安い | × 20~40万円程度 かなり高い | ○ 5~10万円以内の業者が多数 ピンキリだが、比較的安い |
時間 | × 作成に慣れていないと時間がかかる | △ お願いする人によっては時間がかかる | ◎ 時間はあまりかからない | ◎ 時間はあまりかからない |
手間 | × 手間がかかってストレスになる場合も | △ イメージのすり合わせをするのに手間がかかる | ◎ 大まかなイメージを伝えればお任せできる | ◎ 大まかなイメージを伝えればお任せできる |
質 | △ 慣れていないと難しい | ○ お願いする人によって質は様々 | ◎ 質はバッチリ | ◎ きちんとした業者を選べば質はバッチリ |
安心度 | × 不安あり | △ プロではないので多少の不安も | ◎ 安心して任せられる | ○ プロなので安心 |
比較すると、このような感じになります。
- 手間がかかっても良いからコストを抑えたい方→自作
- 友人や知人に動画作成が得意な人が居る方→友人・知人に依頼
- お金がかかっても良いから安心して当日を迎えたい方→式場提携業者に注文
- コストとクオリティを両立させたい方→外部業者に委託
自分たちに一番合うやり方を選んでみましょう!
ムービーを自作する時のおすすめソフトはコレ!
自分たちでムービーを作ることにした場合は、ソフトやアプリを使って作成してみましょう!
おすすめ無料ソフト&アプリ
無料ソフトであれば「Windowsフォト」もしくは「iMovie」がおすすめ。
また、スマホなら「Magisto 動画編集 アプリとムービーメーカー」というアプリがおすすめです。
「Magisto 動画編集 アプリとムービーメーカー」は、テーマ別のテンプレートやBGMが豊富で、初心者でも簡単にハイクオリティの動画が作成できます♡
テンプレートを選んで、写真やメッセージを当てはめるだけで、簡単に作れますよ。
他にも、気になるソフトがあればダウンロードしてみましょう!
おすすめ有料ソフト
有料ソフトであれば「VideoStudio Pro 2020」か「みんなのフォトムービー10 Wedding」がおすすめ。
初心者の人でも、比較的操作しやすいです。
どちらのソフトも、1万円~1万5千円前後で購入できます♡
外部発注におすすめの業者ランキング
もし外部の業者にお願いすることにした場合は、「どの業者に依頼するのか」が非常に大事になってきます。
業者さんはピンキリで色々な会社があるので、花嫁さんに人気の業者をピックアップしてランキング形式で紹介します♡
テンプレートの豊富さと、修正回数が無制限なことから、ナナイロウエディング
予算の関係などで、低価格でムービーを作りたい!できるだけ安く抑えたい!という場合は
また、とにかく高品質なムービーを作りたい!こだわりの結婚式にしたい!というカップルにおすすめなのが感動スタジオ
ムービーを作成するときの注意点は?
ムービーを自作したり依頼したりして作成する場合の注意点を、まとめて紹介します。
ムービーの時間は何分くらい?
ムービーの長さが適切かどうか注意しましょう。
オープニングムービーは2分程度、プロフィールやエンドロールムービーは3分程度が平均的です。
何分という決まりがない場合も、長すぎると見飽きてしまうので配慮しましょう。
読みやすくする工夫をしよう
また、文字が読み切れない!ということがないように、画面の切り替わりが早すぎないようにしたり、文章は短めにするのがおすすめ。
句読点を入れるなど、読みやすくする工夫しましょう。
写真にも配慮しよう
写真は、自分以外に写っている人にも気を配りましょう。
たとえばキメ顔で写っている自分の隣で、友達が変顔している写真が流されてその友人が恥ずかしい思いをした…などということが無いように気をつけましょうね。
また、画質が悪い写真がないかも確認しましょう!
写真の枚数は業者による指定や制限がある場合もありますが、2人それぞれの写真の枚数バランスを考えて入れていくと良いですね♡
業者に依頼する場合は詳細もチェックして
式場の提携業者や外注業者に依頼する際には、「修正できる回数」「制作期間」をチェックしてから選ぶことをおすすめします。
使用出来る写真の枚数なども、確認しておきましょう。
また、式場の提携業者に委託する場合も、きちんと自分で内容を確認して、納得してからお願いするようにしましょう。
よく確認しないまま依頼してしまうと、後々「思ったより高額になっていた」などと後悔したり、「ぼったくりだ!」などとトラブルに発展してしまう可能性もありますので要注意…!
音楽の著作権にも注意
自作や、友人に依頼する際は、まずは使用する音楽の著作権に注意しましょう。
式場があらかじめ申請している曲や著作権フリーの曲であれば、邦楽でも洋楽でも自由に使用することができます。
しかし、申請されていない曲であれば、自分で使用許可を申請しなければなりません。
製作を始める前に、式場に確認してみてください。
ムービーは、ぎりぎりになってバタバタしないように、結婚式の1か月前くらいに完成させておくと安心です。
まとめ
時間がなくても、費用を抑えたい人も、きっと素敵なムービーを用意することが出来ます♡
ムービーは、結婚式当日に幸せな空気をより感じることが出来る欠かせないアイテムですが、それだけではないかもしれません。
用意した映像データは残るもの。
何年後かに見返したとき、結婚式の幸せな思い出がよみがえり、未来のあなたの力になってくれるかもしれませんよ♡
ムービー作成に悩むあなたに、この記事が参考になったら嬉しいです♡
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