2人が結婚を誓い、夫婦となったことをお披露目する結婚式や披露宴。
今まで関わってくださった方などを招待し、感謝の気持ちを伝えるのはもちろん、これからもよろしくお願いしますという挨拶が出来る場でもあります。
そんな晴れの場に、誰を招待しよう?何人くらいにしたらいいのかな?いつから招待しはじめたらいい?と悩むこともありますよね。
この記事では、そんなプレ花嫁さんの疑問を解決すべく、結婚式や披露宴の招待客についてまとめてみました♡
どんな人を招待したらいい?
招待する人は一般的に、家族、親戚、職場の上司、同僚、友達、恩師、両親の関係者、その他関わりのある方々が挙げられます。
しかし、招待する人に決まりはありません♡
「お互いの家族だけで挙式をする」というカップルもいれば「夫婦2人だけで」というカップルもいます。
新郎新婦が、どんな結婚式にしたいかを考え、両家の両親にも意見を聞いた上で、“招待したい♡”と思った人を招待出来るといいですね。
招待客は何人くらいにすべき?みんな何人くらい招待しているの?
新郎新婦が今まで生きてきた環境や、おふたりがどんな結婚式にしたいのかということ、また、予算によっても招待する人数は大きく変わってきますし、何人にするべきということはありません。
結婚式は、多種多様♡
10名程度のアットホームな結婚式も、100名単位の大きな結婚式も、どちらが素敵とか、どちらが良いということはなく、どんな結婚式も素敵でとても良いものですよね♡
ちなみに「ゼクシィ結婚トレンド2019・全国推計値」によると、結婚式の平均招待人数は64.3人とのことです。
両家の招待人数の兼ね合いは?
新郎新婦それぞれに、人とのお付き合いや、両家の親戚関係が違うのは当然のことなので、両家の間で招待したい人の人数は異なることでしょう。
以前は「両家の招待客の比率を5:5にするべき」「新郎側のゲストの方が多くなるようにするべき」という考え方が一般的でした。
しかし、最近ではあまりバランスを気にしない人が増えてきています。
どちらかの招待客の割合が少なかったり、新婦側のゲストの方が多かったりということも珍しくありません。
まずは招待客をリストアップしてみて、その際にバランスや人数差が気になる場合は両家の親の意見も聞きながら、2人で話し合ってみましょう。
注意すべきことは、人数合わせのための無理なゲスト選びは避けること。
人数合わせのために急にゲストを招待したり、それほど付き合いが深くないのに招待したりすると「私は人数合わせで呼ばれたのではないか?」と伝わってしまうものです。
人数のバランスは意外とゲストは気にしていませんし、準備段階では割合の差が気になっていた新郎新婦も、当日を迎えてみると全く気にならなかったという意見は多いです。
割合の差が気になる場合は、ゲストを厳選してみたり、席次を工夫してみたりしてバランスをとる工夫をしてみてくださいね。
私個人の意見としては、両家のバランスをある程度意識しながら、本当に招待したいと思う人をそれぞれが招待出来ることが一番だと思います♡
職場の人を招待するべき?
いつもお世話になっている職場の人。
職場の上司や同僚を招待するかどうかは、あなたと職場の人との関係性に加えて、会社の規模や社風によっても大きく変わります。
一般的には、家族婚でない限り、ほとんどのカップルが職場の人を招待しています。
ただし、会社によって様々な考え方や慣例がある場合もあるので、同じ職場の結婚式を挙げたことのある人に参考に聞いてみると良いかもしれません。
招待する場合の注意点
隣の部署の上司とは親しいから招待したいけれど、直属の上司とはあまり馬が合わないので招待したくない…。
そんな人もいるかもしれませんが、隣の部署の上司を招待しておきながら、直属の上司を招待しないとなると、直属の上司の顔に泥を塗ることになってしまいます。
親しさだけで招待するかどうかを判断せずに、職場での自分の立ち位置や、上司の立場などを配慮して考えることも大人としては必要です。
招待しない場合の注意点
結婚式に招待しないからといって、結婚式のことを職場に黙っておくことはマナー違反なので注意しましょう。
特に上司には、きちんと報告しておくことをおすすめします。
事前に結婚報告をすると共に「結婚式は◯月◯日に執り行いますが、親族と数人の友人のみで小規模な結婚式を行うことになったので、職場の方々を招待することが叶いません。また改めて、お相手を紹介させて頂けたらと思います。結婚式が終わったらまた報告させてください。」などときちんと伝えておくと誠意を感じることが出来るでしょう。
結婚式後に出勤した時は速やかに「昨日無事に結婚式をすることが出来ました。今後ともよろしくお願いいたします」と挨拶して「結婚報告はがき」などでフォローをすると好印象です♡
親戚はどこまで招待するべき?
親戚の招待については、どこまで招待するべきということはありません。
親兄弟などの家族以外に、親戚として祖父母、叔父叔母、いとこなどを招待する人は多くいますが、各家庭によってお付き合いの深さや招待の習慣も異なることでしょう。
「おばあちゃんの妹に昔から可愛がってもらっていたから招待したい」など、血縁が遠くてもお付き合いの深さによって招待したい場合もありますね。
親戚間での慣例があることもありますので、親戚の招待に関しては両親に相談しましょう。
いつ頃招待客を決めたら良いの?
招待状を作成したり発送の準備をすることを考えると、結婚式の4か月前くらいには招待客のリストアップをしておくと良いですね。
LINEやメール・電話での連絡をしたり、招待状を渡すのは、いつ頃?
両家顔合わせや結納を行うなど、正式に婚約が整って結婚式の日程が決まり次第、招待したい人には連絡を取っておくと良いですね。
直接会ったり、LINEやメール・電話で結婚報告をしたりすると共に、結婚式にご招待したい旨をまずは伝えておきましょう。
その上で、結婚式の3か月ほど前にLINEやメールなどで、招待状を送りたい旨を伝え、名前と読み仮名、住所や電話番号などの連絡先を尋ねることをおすすめします。
遠方からの出席者などにホテルを手配したい場合は、そろそろホテルの手配が必要な時期でもありますので、この時に合わせて利用の有無を確認しておくと良いでしょう。
招待する時の例文は?
結婚式や披露宴に招待するときの例文は、下記を参考にしてください。
友達への招待はもっとフランクで良いですが、職場の方や親戚などには丁寧に伝えることが必要です♡
私事ですが、下記のとおり結婚披露宴を執り行うこととなりました。
ぜひご出席頂きたく、招待状をお送りしたいのですが、ご都合はいかがでしょうか。
お手数をおかけしますが、当日の出欠と、郵便番号、住所、正式なお名前の漢字(ふりがな)を教えていただけますと幸いです。
また、当日宿泊のご用意をさせて頂きますので、必要な方は合わせてご返信ください。
日時 ◯年◯月◯日(曜日)◯時〜
場所 ◯◯◯◯(住所)
返信の際は、下記テンプレートにてお願いいたします。
当日のご出欠:参加・不参加
郵便番号:
ご住所:
お名前:
ふりがな:
電話番号:
以上、お手数をお掛けしますが、○月○日までお返事いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
この他に、二次会の案内やアレルギーの有無などを入れても良いですね♡
ちなみに、招待状を渡したり発送をしたりするのは、結婚式の2か月前が目安です。
日程については地域柄異なる場合もありますので、式場のプランナーさんと相談してみましょう!
招待客リストの効率的な作り方は?
招待客の管理におすすめなのは、Excelで招待客リストを作成することです。
先ほど紹介したとおり、招待したい相手にLINEやメールで招待状を送りたい旨を連絡し、名前(ふりがな)、住所、宿泊手配の有無を確認して入力を行うと効率的にリストを作れます。
リストは、名前や住所だけでなく、二次会を開催する場合は、二次会の出席予定についての項目も加えておくと確認しやすいです。
また、交通費をお包みする場合、お包みする予定の金額を入力する欄を設けると、費用を計算する時にも便利です。
「親戚」「職場」「友人」などのカテゴリーでまとめておくと、席次を決める時にも役立ちますよ♡
最後に
結婚式に招待する人に決まりはありません。
だからこそ、誰を招待しようか考える時、色々な人間関係や、また、両家との兼ね合いに鑑みると、悩むこともあるでしょう。
もしかすると、今まで結婚式を挙げたほとんどの人がそのような経験をしているのかもしれません。
しかし、招待する人・招待しない人どちらも、関わりの深さは違えど、今まであなたがお世話になったり、今後もお世話になっていくことに変わりはありません。
誠意と感謝の気持ちで結婚式に招待したり、しない場合も報告したりしたいものですね♡
そのような気持ちは相手にもきっと伝わります!
素敵な結婚式になりますように♡
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