教会での純白のウェディングドレスにバージンロード…♡
一度は憧れたことがある、というプレ花嫁さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、教会式について内容を紹介していきます。
挙式スタイルを決める参考になれば嬉しいです。
教会式とキリスト教式(チャペル式)の違いについて
教会での挙式というと「THE・結婚式」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
ウェディングドレスでバージンロードを歩く姿に憧れを抱いている方も多いと思います。
しかし、実は「教会式」と「キリスト教式(チャペル式)」は、結婚式のスタイルとしては異なるものなんです。
「教会での結婚式に憧れている」という方の大半は、「教会式」ではなく「キリスト教式」をお望みだと思います♡
教会式について
教会は、その信者さんたちが礼拝のために訪れるものです。
日曜礼拝など通われている方もいるかもしれません。
教会は、そもそも結婚式のための施設ではありませんので、基本的には所以(ゆえん)のある方が挙式をあげることが多いです。
初婚であること、数回の結婚講座や礼拝に出席することを満たせば、誰でも教会で結婚式を上げることは可能です。
ただし、カトリックの教会では新郎新婦どちらかが、カトリック信者であることが必要です。
キリスト教式(チャペル式)について
ではキリスト教式(チャペル式)とは、どういった場所でどのように行われるものでしょうか。教会式との違いから見ていきましょう。
キリスト教式の会場とは
チャペルとは、結婚式のためだけに作られた施設を指します。
宗派も関係なく、好みのテイストのチャペルで挙式することができます。
多くは専門の結婚式場として運営されており、披露宴会場が備えられていたり、専門スタッフも揃っています。
クラシカルな教会風からモダンなスタイル、外光が大きく差し込むロケーションなど、色々な会場があるので、きっとおふたりの好みに合う会場が見つかるはず♡
ガーデン(お庭)やテラスといった、屋外を会場としているところもあります。
人数に関しては、10名以下の家族向けであったり、60人ほどの大人数まで可能であったりなど、様々な規模の会場があります。
式の内容について
キリスト教式といえば、花嫁のウェディングドレス。
式の前はブライズルームで支度をし、式が開始されたら最初は新郎が入場します。
新婦の入場のときは、まずお母様にべールダウンをしていただきます。
そしてお父様と腕を組み、バージンロードを新郎に向かって進んでいく・・・。
この時、聖歌隊や奏楽が会場を包んでくれます。
参列者全員で賛美歌を歌うこともありますね。
牧師さんが聖書を読み上げた後、新郎新婦に問いかけ、結婚の誓約を行います。
その後指輪の交換や誓いのキス、結婚宣言、結婚証明書へのサインと儀式が続き、最後に牧師さんが2人の結婚を参列者に報告して終了となります。
[timeline title=”キリスト教式の流れ”] [ti label=”STEP01″ title=”新婦の入場”] 新婦が父親などのエスコートでバージンロードに進み、聖壇前の新郎に引き渡されます。 [/ti] [ti label=”STEP02″ title=”賛美歌斉唱 “] 列席者全員で賛美歌を斉唱。牧師が聖書を朗読し愛の教えを伝え、神に祈りを捧げます。 [/ti] [ti label=”STEP03″ title=”指輪の交換”] 牧師が新郎新婦の意思を確認した後、結婚指輪を交換します。 [/ti] [ti label=”STEP04″ title=”誓いのキス”] 結婚を誓うキスを行います。 [/ti] [ti label=”STEP05″ title=”結婚宣言”] 牧師が二人が夫婦であることを宣言。新郎新婦、証人または牧師が結婚証明書に署名。 [/ti] [ti label=”STEP06″ title=”新郎と退場”] 列席者全員で賛美歌を斉唱。新郎新婦はバージンロードを歩いて退場。 [/ti] [/timeline]キリスト教式を選ぶ人の割合、選んだ理由
花嫁さんたちのうち、約半数の方はキリスト教式を選ばれています。
神前式や人前式の人気は高まっていますが、やっぱり一番人気はキリスト教式!
キリスト教式が選ばれる理由は圧倒的に「バージンロードを歩くことを夢みていた」「小さい頃から憧れていた」というもの。
また、牧師さんが聖書を読み上げてくださることも、神聖な雰囲気があり、好まれる方が多いようです。
キリスト教式に掛かる費用とは
挙式のみだと平均的には5〜10万円です。
牧師さん、聖歌隊、奏楽の料金などは含まれていることが多いですが、会場によって含まれるものは異なります。
人気のゲストハウスや、高級なホテルだとお値段も上がってきますので、最初にしっかりと見積もりをお願いしましょう。
挙式のみといっても、ウェディングドレスやタキシードなどの衣裳に、ヘアメイク、写真撮影、ブーケなど必要なものはたくさんあります。
最低限必要なものを揃えていくだけでも、結局のところ、費用は40〜50万円ほどかかるでしょう。
専門のプランナーさんに相談すれば、おふたりの予算にぴったりなプランをアドバイスしてもらうことが出来ます♡
「会場のこともお金のことも、不安があるならまずは一度プロに相談してみるのがおすすめです。
キリスト教式のメリットとデメリット
神聖な雰囲気の中で結婚を誓う、という厳かなイメージは参列者にも好印象で、キリスト教式最大のメリットといえます。
小さい頃からキリスト教式に憧れていた方にとっては、理想を現実として叶えるチャンスでもありますね♡
娘と腕を組んでバージンロードを歩く、ということを夢見ているお父様も多いはず。
実際に半数以上のカップルがキリスト教式を選択しています!
デメリットとしては、誓いのキスが恥ずかしいと思われる方や、父親がいなかったり不仲だったりして、バージンロードを誰と歩けば良いのかわからないという方がいること。
誓いのキスについては、口づけを交わすのが一般的ではありますが、どうしても恥ずかしいという場合は担当のプランナーさんに相談してみて♡
おでこや手など、口以外の場所にキスをしたり、あるいは人前式でキリスト教式風にしたりすることも可能です。
また、バージンロードについては父親以外でも祖父や祖母、時には母親や兄弟などと一緒に歩いたり、遺影と共に歩いたり…ということだって出来ます。
こちらも1人で悩むよりも、担当さんと打合せをしてみると良いでしょう。
親族や友人のドレスコードって?
ご両親の衣装は、燕尾服やモーニング、正礼装、黒留袖などが一般的ですね。
必ずしもこのとおりでなくて構いませんが、両家であらかじめ認識を揃えておくことが重要です。また、家族親族間でも統一していることが大事です。
女性の礼装に関しても、正礼装はイブニングドレス、アフターヌーンドレスとありますが、海外のスタイルにすべて揃える必要はありません。
特にイブニングドレスは露出が多くなりがちで、抵抗のある方もいるでしょう。夜の時間帯に挙式や披露宴を行う方は、お友達などにドレスコードについてお話しておくといいかもしれませんね♡
また最近では、友達にブライズメイドをしてもらうのも人気です。
ブライズメイドとは、数人の友人が花嫁とお揃いのアイテムや色を取り入れた服装で花嫁のお世話役をすること。
また、ブライズメイドにこだわらず、参列の方たちみなさんに服装やワンポイントのカラー指定をしたり、小物の指定をすることも人気になっています。
会場の雰囲気や新郎新婦のドレスの色に合わせれば、会場全体での統一感が高まります。
ただしカラーなどのドレスコードを指定する際には、ゲストに負担をかけないよう、気軽に取り入れられる色を選ぶことが大切です。
あくまでゲストには「参列してもらっている」わけなので、列席者の方が快く参加してくださるように配慮しましょう♡
私も友人の結婚式に参列したときにドレスコードでカラーの指定が有ったときがありました。
男性はブルーかブラウンかブラックで、女性はピンクかベージュかグリーンという指定でした。
3色から選べたので取り入れやすかったですし、会場の雰囲気も統一感があって素敵だなと感じました♡
まとめ
半数以上のプレ花嫁さんに支持されているチャペル式。
教会式とキリスト教式(チャペル式)の違いも、ご理解いただけたでしょうか。
どんな挙式スタイルを選ぶのか、またどんな会場でどんな規模感で式を挙げるのかは、おふたり次第。
この記事が、自分たちらしい挙式スタイルを見つける参考になれば嬉しいです♡
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